護符とは何だ?どのような効果をもたらすのか?書き方や作法はどういったものなのか? 霊符、呪符、神符といった様々な呼称があり、呪いや生霊を返すものから、開運の方法として、金運を上げる為、恋愛運、人間関係、悩み解消、家内安全、疫病を防ぎ、災いや、災害、天災からも守るもの、さまざまな種類があります。このページでは、護符とは?という疑問をできるだけ考えていこうと思います。
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そもそも、護符とは?
神仏が加護して種々の厄難から逃れさせるという符のことです。和紙に真言密呪や神仏の名や像、符形などを書いたもので、肌身につけ、 また、 飲んだり、 壁に貼りつけたりしておくことで加護が得られるといわれています。
さまざまな呼び方があります。
陰陽師や密教僧、修験道、道教道士、宗派、研究者などによっては、
護符とは、災いを避ける予防的なもの、
呪符とは、すでに被っている災厄を除き福を招くもの、
霊符とは、術者の念が込められたもの、
など、区別する場合もあるようですが、はっきりとした学術的見解や指針はありません。
このサイトでは、字面と音の響きが気に入っておりますので、護符に統一しております。ただ、「鎮宅七十二道霊符」を意味が同じだからといって「鎮宅七十二道護符」に変えるようなことはしておりません。ふんわりした考えですが、字面と音の響きです。
では、護符の効果は?
努力は全てが報われるわけではありません。
“運”とは怖いものです。
あなたに才能があり、いくら努力をしたとしても、
運によってその才能や努力が押しつぶされることがあります。
だからこそ、護符が必要となるのです。
本人の力だけでは抗いようのない 運の流れを反転させるために。
そして、人の心は脆いものです。
努力できることが才能なのではなく、
努力を続けることができるのが才能だと言われています。
心に決めた目標があるのに走り続けられない。
あの人のことを想うも、ついつい駄目かなと頭をよぎって弱い心がでてしまう……
誰かの恨みを受け、呪われていると感じるときは、
その相手より貴方の念力、思念がかなり弱まっていると言われています。
そんな弱い心や想いを、途中で折れることのない、より強い一本の槍となるように、
頼りになる添え木となり貴方を支えるものだと考えております。
護符にはどのような種類があるの?
護符の著名なものをあげると、
鎮宅七十二霊符
土御門家霊符
天帝尊星八十六霊符
北極紫微大帝六十四霊符
天星三十六秘符
霊宝神仙八景真神二十四玉符
五帝神君十一真符
天真坤元十二霊符
十二神将秘符
本命七星の霊符
二十八宿の真符
この中でも霊験無比といわれている「鎮宅七十二霊符」の由来。
漢の時代、易学や風水術にたけた帝の目で見て凶相の家なので不思議に思い、家の主人に尋ねたところ、「ハイ、およそ三十年前に不思議なことがございました。こんなやせた土地柄ですので、住むものも居らず、食うや食わずの生活でしたが、ある日二人の見慣れないきれいな人等が立ち寄り空腹を訴えますので、ありあわせの粗末なものを与えましたところ、思いの外喜ばれまして、これをお祀りなさいと、七十二枚のお守りをいただきました。
心打たれるところがありましたので、大切に神棚にお祀りしましたところ、お二人が云われた様に十年もすると家は豊かになり、人々が寄りつくようになりました。そして二十年も致しますと子供たちが沢山の子に恵まれまして、ひなびた里も賑わうようになったのでございます。
そして今日は三十年目の年に当たり、あのお二人が云われた通り白衣の天子様のご来訪の栄を賜りました。ちんたくさんのお陰でございます。」
主人は劉進平と云う人で、孝文帝は七十二符を謹写し都に持ち帰って陰陽師に命じて諸国に玄武を祀らせ、鎮宅霊符神を勧請して盛んに霊符を発符して人々の幸せを希いました。【堀越神社】
護符に関する文献の中まとめ
災厄から身を守り,幸福を招くと信じられているお守り札。神仏の像や名,真言や梵字などの書かれたものが多い。身につけたり家の内外に貼ったり,飲み下したりする。おふだ。お守り。護身符。護摩札。ごふう。秘符。呪符(じゆふ)。(A)
神仏が加護して種種の厄難から逃れさせるという符。紙に真言密呪や神仏の名や像などを書いたもので、肌身につけたりしておく。まもりふだ。(C)
神仏の名や形像、種子 (しゅじ) 、真言などを記した札。身につけたり壁にはったりして神仏の加護や除災を願う。お守り。ごふう。呪符 (じゅふ) 。(B)
ごふうともいう。御符(ごふ)、神符(しんぷ)、御守(おまも)り、御札(おふだ)などという。多く紙片に神仏の名号や形像、呪文(じゅもん)、経文、密教の種子(しゅじ)、真言、神使(しんし)とされている動物などを書いた御札をいう。これを所持しておれば神仏の加護が得られ、災禍を避けることができるという。家の中の神棚に掲げたり、家の入口に貼ったりする。牛王(ごおう)宝印などのごとくこれを飲んだりもする。(F)
災厄を防ぐ神秘的な力があるとされる印標。聖句や宝印(牛王(ごおう)宝印)のほか動物・植物・鉱物の小物体を用い,秘符,呪符,霊符ともいう。日本では陰陽師,仏僧,後には神職が作製配付した。(G)
将来生じるかもしれない災厄を予防するために,呪力を帯びたものとして身に着けられる小さな物。ひとたび呪力が与えられれば,普段は祈願されたり,特別視されたりすることはほとんどなく,したがってその働きは自動的であるので,しばしば呪符と区別されることがあるが,現実にはそれほど厳密な差異はみられない。(D)
各種の災厄をよけ,幸運をもたらすと信じられている物体のことで,呪符ともいう。現代の日本でみられる例には,自動車や身につける交通安全や学業成就などの〈御守(おまもり)〉や家の柱・門などにはり付ける〈御札(おふだ)〉,客商売の家や店に置く〈招き猫〉などがある。災いを未然に避ける予防的な護符amuletと,すでに被っている災厄を除き福を招く積極的な呪符talismanを区別する学者もいるが,両者の区別は必ずしも明確でなく,両者の意味をともに含むものも多い。(E)
出典 A(大辞林) B(大辞泉) C(広辞苑) D(ブリタニカ国際大百科事典) E(世界大百科事典) F(日本大百科全書) W(Wikipedia)