陰陽師 陰陽道

安倍晴明 : 歴史上最も知名度と影響力のある陰陽師

 

護符や霊符、お守りを作成いたします。
安心の楽天市場公認のサイトやYahoo!からご注文ください。
下のバナー画像からどうぞ。

楽天市場,陰陽道

 

 

目次

安倍晴明とは

安倍晴明(あべ の せいめい/ はるあき/ はるあきら)は、平安時代の陰陽師で、921年に生まれたいわれています。「晴明」を「せいめい」と読むことが多いが、これは音読みであり、本来の読み方は確定していない。 

彼の本名は「安倍益材」で、「晴明」という名前は彼が占いによって得たものだと言われています。 彼が生まれた場所や出身地については諸説ありますが、一般的には摂津国阿倍野(現在の大阪府阿倍野区)で生まれたとされています

安倍晴明の出自については不明な点が多く、生まれた場所や父親についても諸説あります。

安倍晴明とは

 

安倍晴明と陰陽師

安倍晴明は平安時代中期の陰陽道の大家であり、陰陽五行説を確立しました。彼はまた、『陰陽寮式』という書物を著し、天皇の祈祷や占いなどを行うことができたとされています。彼は天皇から多くの信頼を受けており、その影響力は大きかったようです。

陰陽道を学び、天文道を伝授されたとされており、『陰陽寮』を創設し、陰陽道の体系化に尽力したことでも知られています。

 

安倍晴明の陰陽寮式

 

『陰陽寮式』は、平安時代中期の陰陽師である安倍晴明が著した書物です。この書物には、天皇の祈祷や占いなどを行うための方法が記されています。また、陰陽道に関する知識や、風水などの方位学についても記されています。この書物は、平安時代中期から後期にかけて広く読まれ、多くの人々に影響を与えました。

彼が書いた『陰陽寮式』によると、彼は天皇から多くの信頼を受けており、その影響力は大きかったようです。

 

安倍晴明の占い、占術

安倍晴明が使った占い方法は、陰陽道の奥義である「六壬神課(ろくじんしんか)」と呼ばれる占術です。1 この占いは、生年月日から導き出される式神(十二天将・十二月将)と命の課式を基に、あなた自身も気付いていない本当の自分を明らかにすることができます。

六壬神課とは、およそ2000年前の中国で成立した占術で、時刻を元に天文と干支を組み合わせて占うものです。1 この占いは、十二天将と呼ばれる象徴体系を使用しています。

彼が占ったことで実際に起こった事件も多数あります。例えば、『源氏物語』第一巻「桐壺」では、彼が占った結果を元に物語が進んでいます。

TVCMで話題の【ココナラ占い】無料会員登録はこちら

陰陽師

 

安倍晴明が登場する作品

手書きの護符は、下のバナー画像からどうぞ。
【開運】商品の決定版:手書き護符

源氏物語 桐壺

『源氏物語』第一巻「桐壺」において、安倍晴明は直接登場するわけではありませんが、彼の占いが物語に大きな影響を与えています。物語の中で、光源氏が誕生する前に、当時の皇太子(後の桐壺帝)の夢の中で、菅原道真(すがわら の みちざね)と安倍晴明が現れます。この夢は皇太子に非常に重要な意味があると考えられ、後に誕生する光源氏の運命を暗示しているとされています。

夢の中で菅原道真は、皇太子の子が立派な人物になることを予言し、安倍晴明はその子が天皇になるべき存在であることを占います。しかし、晴明はその子が後に多くの苦難に直面することも示唆しており、光源氏が将来的に困難な道をたどることを示唆しています。この夢は、光源氏の運命と物語全体の展開に大きく関与しており、光源氏が生まれる前からその将来についての予兆があったことを示しています。

この占いにより、皇太子は予言通りの子どもを授かることになります。光源氏は非常に美しく、聡明で、優れた才能を持った人物として描かれており、実際に多くの人々から尊敬されています。しかし、晴明が示唆した通り、彼はまた数々の試練や苦難に直面し、その運命が複雑なものとなっていくのです。

『源氏物語』は、光源氏の生涯を描いた物語であり、安倍晴明の占いはその物語の始まりを象徴しています。光源氏は、恋愛や政治、権力闘争などさまざまな局面での困難に直面しますが、彼はその困難に立ち向かい、成長していく姿が描かれています。また、物語は光源氏の子孫にまで及ぶ複雑な人間関係を描いており、晴明の占いが予言した通り、光源氏自身だけでなく、その家系にも影響が及んでいくことが分かります。

物語全体を通して、安倍晴明の占いは『源氏物語』の主要な登場人物たちの運命や人生の転機を予見していると考えられます。このように、安倍晴明の占いは物語の背景にあり、登場人物たちの運命を導く重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

 

宇治拾遺物語

宇治拾遺物語』には、安倍晴明が登場する話が複数あります。

一二七話「晴明蛙を殺す事」では、広沢の僧正(寛朝)の御部屋に参上していた安倍晴明が、若い僧たちから「式神(陰陽師の召し使う神)をお使いになるそうですね、即座に人を殺すことができますか」と聞かれ、「簡単には殺せません」と答える。

『宇治拾遺物語』巻十一「晴明を心みる僧の事付晴明蛙を殺す事」では、晴明が広沢僧正の御坊を訪れて話をしているときに、若い僧たちから「式神をお使いになるそうですね。即座に人を殺すことができますか」と聞かれ、「簡単には殺せません」と答える。

 

今昔物語

今昔物語』には、安倍晴明が登場する話がいくつかあります。

24巻第16話には、幼い頃から陰陽道を学び、天文道を伝授された安倍晴明が、賀茂忠行という陰陽師に師事し、昼夜を問わず熱心に修学したことが書かれています。

『今昔物語』の4巻第3話では、安倍晴明が鬼たちの百鬼夜行を見たという話があります。

 

 

 

-陰陽師 陰陽道